自分の外見を受け入れる=他人の評価を気にしなくなる
僕は外見にかなり特徴あります。
もうね。ものっすごい。
毛玉なんですよね。笑
毛玉が意思を持って歩き出した様な生き物が僕なんです。笑
ヒゲなんか放ったらかしたら顔の半分くらい埋まるし、胸毛なんかもう「イタリア人か」っていうくらいボーボーですし、終いにはギャランドゥってエキセントリックな名前の隣国とも同盟結び出すし。
何を勝手に開国してくれてんねんって話です。俺の中の黒船さん。俺の中のペリーさん。
大学4年くらいまではゴッツ嫌でした。笑
なんか毛深いのって「モテない」ってイメージあるし、女の子嫌ってそうやし。。。笑
しかも、僕の家族は全員「そんな遺伝子存じ上げませんけど」ってな具合に、毛玉じゃないし。「おい、本当の親はどこなんや」って2秒くらい思いましたよ。笑
まぁ今になって理由を考えたら、小さい時に喘息とアトピーで入退院繰り返してたんですよね。その中のアトピーの薬に「ステロイド」って成分があって、それに養毛的な副作用があったみたい。
で。実は毛玉問題とは違う、体の数カ所からしか汗が出ない「部分汗」って症状も持ってて。夏の時期なんかは、体温のコントロールが上手くできないから、考えて動かないとよく心臓がエライ事になって機能停止になってしまうんよね。サッカー好きな自分からしたら致命的な病気です。笑
これもおそらくその「救世主ステロイド様」の副作用やと思ってる。(詳しくは知らないけど。笑)
まぁアトピーを治す為には仕方なかったわけです。当たり前だけど、両親には感謝してます。
でもまぁ、こんな感じで、結構コンプレックスの塊人間やったんですよね。
でも。大学4年くらいの時にある日突然
「知るか!!!!!!」って思ったんです。笑
「関係あるか!!」って。笑
もう投げやりモード突入です。それまでヒゲも毎日剃ってたのも、逆に伸ばしだし。胸毛を隠すのに必死になっていたのにVネックのTシャツを着てみたり。笑
『好きなサッカー選手のブッフォンやガットゥーゾも毛深い』という強引なマインドセットで、大学やバイトに行く様になりました。笑
そうしたら、意外な変化があったんです。それまでは「人に嫌われたくない」って思って、少し神経質に人と付き合ってたけど、そんな事あまり気にしなくなったと思います。
「きもい」とか「うわ〜」とか。大学そこらの女性に冗談混じりに言われても「いや、俺の方が無理やから」て全く傷つかずに冗談で返せる様になったんですよね。(少しは傷つきますけど。笑)
そうしたら、人間関係だいぶ楽になったんですよね。「別に嫌われてもええわ」って思ったら。不思議なもので。
しかも、びっくりしたのは意外と嫌がる人も少ないって事。好印象で受け取ってくれる人の方が多いんです。堂々としてれば最初から何も問題はなかったんですよね。「恥ずかしい」って思ってるから、他人は「なんかダサいなコイツ」って思うんだなと。
しかも体質やらは悩んでもしょうがない部分。それを含めてリアルな自分ですし。
もちろん僕の事を嫌う人もいます。でも、それは元々僕の事が気に食わなかったってだけの話で。外見は関係ないんすよね。
ただ外見を受け入れろって言っても、超個人的な意見を言えば、自分の外見を受け入れれる様になるために、外見イジったり脂肪吸引したりするのは違うと思ってます。それは臭いものにフタ同じ。また別の嫌な部分が見つかれば、同じ様になんの苦労もなく変えようとするんだろうし。手術で外見は変えれても、精神までは変えれない。変えたければまず汗をかけって話です。
だから、別に自分の外見なんかどうでもいいんですよ。毛深ろうが、太ってようが、シャクレてようが、顎が2つに割れてようが、関係ないですよ。