人生は【見通しが甘い】方が面白くなる
Aさん
「うん。多分難しいんじゃないかな。」
「多分、そういう世界で活躍してる人って、専門の学校卒業して才能がある人だと思うな。」
Bさん
「マジすか。」
「でも何か面白そうな気がするんで、とりあえずやってみます。」
こういうBさんみたいな人が「見通しが甘い奴」。
世間的に見ても、Aさんは「常識人で多数派」で。Bさんは「常識破りで少数派」。おかしい人だと思われるか、嫌われるかのどっちかだと思う。笑
人はマイノリティを嫌うので。
でも、自分がしたい事とか、やろうとしてることが「明らかに常識から逸脱してたり普通じゃない事」だとしたら、その『常識』って考え方から外れるしかない訳で。
そもそも僕は常識(=当たり前)ってのは、多数決の正義でしかないと思ってて。例えば「世界中の約7割の人たちが地球はもう半年で滅亡する」って言い出すと、それが常識の事として歩き出して、世界中がパニックになるんじゃないかな。実際はそうじゃなかったとしても。
常識ってのは、そういうモノで特に根拠もなかったりする事もありますよね。単なる思い込みとも言えるかな。
例えば、映像の業界で言うたら「映像制作を仕事にしたければ、専門の知識が必要だから学校に行かなアカン」とか「映画監督になりたければ、まずは助監督からとかアシスタントから」って感じかな。
もちろん専門の知識は超大切だし、プロフェッショナルな先生たちから学ぶ環境に身を置くのも大切だと思います。でも、ぶっちゃけ専門の学校に行かなくても映像は作れるし、今だったらYoutubeやらブログやセミナーやらで知識を学べる所はいっぱいありますよね。機材だって、むちゃくちゃ高いモノじゃなくても、クオリティーの高い映像が撮れるのもいっぱい出てるし、iPhoneでだってそこそこ撮れます。
自分もひたすら撮りたいものを撮り続けて、トライ&エラーを繰り返しています。テクニックやらマーケティングやらの勉強も経験+情報でリアルタイムで吸収してって感じです。有難い事に仕事として制作の依頼が来るようにもなったし、色々と面白そうな事にトライするハードルも低くなりました。
ちなみに、自分が映像の仕事を始めようと思った時、最初に何をしたのかと言えば、編集用の高スペックのPCを購入したんですけど、それだけで貯金の半分以上を使い切ってしまって、撮影用のカメラを購入できない事に気付いてしまったんです。
「あーヤバイ。俺は何をしてるんや。アホやー。」ってなりました。笑
(結局、なんとか業務用のカメラを2年ローンで購入しました)
こういう事を考えたら、いつも旅する事と重なるんすよね。
Aさん
・世界を旅をするには英語を話せないといけない。
・世界を旅するには、旅行慣れしていないといけない。
Bさん
・何が必要かよく分からへんけど、とりあえず旅に出てみる。
どっちが『新しい経験』ができるのかといえば、一目瞭然ですよね。旅に出てみたらトラブルも発生するし、ややこしい事も起こるだろうけど、その分逞しくなるし、何か行動を起こす時のハードルも軽く飛び越えれるようになれます。
悩んで、迷って、喜怒哀楽全開で前へ進む。
そういう人って、人生にLIVE感があってイキイキしてるように見えます。
旅に出る前から、アレコレ考えて悩むよりも、
とりあえず行ってからその度考えて動いた方がいいなと。
失敗とかトラブル覚悟で体当たり。
人生は行き当たりばったりでいい。