【迷ったらコレ!】最強動画一眼「Lumix GH5」の個人的オススメ設定を公開
最強動画一眼として名高い「Lumix GH5」。
結構、賛否両論もあるみたいだけど、個人的には凄い気に入ってるカメラです。
何よりも特筆すべきは、その「描写力」と「使い勝手の良さ」。
「4K 60P」やら「4:2:2 10bit」で記録できたり、カメラ本体のサイズもそこそこ大きくて手にかなりフィットするし、推しポイントの「手ぶれ補正」も半端ないからジンバルやスタビライザーみたいな機材がなくても気軽に撮影する事ができます。
前作の「GH4」は「ボディ内手ぶれ補正」がなかったから、三脚やスタビライザーがないと心もとなかったはず。(GH4使った事ないけど。笑)
でも。弱点もあって。バッテリーの持ちが悪かったりだとか、若干発熱したりだとか、オートフォーカスが遅いだとか、色々言われてるし、個人的にもほとんど同意です。笑
今回はその点も踏まえて、「現時点」でGH5で映像制作する上で個人的にベストだと思う設定を公開したいと思います。
オートフォーカスの設定
まずはココから。オートフォーカスを設定したいと思います。
上記でも言ってる通り、GH5のオートフォーカスは大して優れてるわけじゃないですね。でも、適した設定をすればそこまで問題視するレベルじゃないと思ってます。
設定するポイントは、
・オートフォーカスモードの設定
・AFカスタム設定(動画)
の、この2点。
被写体次第で、その設定はガラリと変わるので一概には言えないけど、今回は「動きの少ない被写体」を例にして話をしていきたいと思います。
まずは「オートフォーカスモード」の設定を。
人物を撮るなら「追尾モード」で撮るのがラクだけど、今回はより凡用性の高い「一点」に設定します。
次にメニュー設定の「AF連続動作」をONに。これをONにする事で、下の「AFカスタム設定(動画)」をいじる事ができるようになります。
この「AFカスタム設定(動画)」は、あらゆる被写体に対して、個別にオートフォーカスの設定をすることができます。例えば、動きの多い被写体なら「追従感度」を上げたりだとか。
今回は「動きの少ない被写体」に「追尾」するパターンと、一つ一つピントを合わせる「粘り」パターンの設定を試してみたいと思います。
まずは「追尾」するパターンの設定から。
「AF駆動速度」は「+5」に設定し、上記の通り「追従感度」を「+3」に設定。そうすれば「動く被写体にもピントを合わせようとする」事ができます。
次に、一つ一つピントを合わせる「粘り」パターンの設定を。
この場合も「AF駆動速度」は「+5」に設定し、「追従感度」を逆に「-3」に設定。そうすると動いている時はピントは外れるけど、被写体が止まった時はすぐにピントを合わしてくれます。
この設定で撮影すればこのようになりました。
「追尾」の方は、なんとか動いてる時にピントを合わせようと頑張ってるし、「粘り」の方はスムーズにピントを合わせようとしてるのかな。「AF駆動速度」は全部「+5」にしてるけど、この動画を見たら分かるように「デフォルト」の設定でも、そこそこ頑張ってる事が分かります。
これで被写体が人物とかなら、もっとスムーズにフォーカシングしてくれるはず。
バッテリー問題について
次はバッテリーの問題。前作のGH4と比べてかなり劣るらしいので何とかしたい所。
ただ正直な所、ぶっちゃけマシン側の設定で出来る事はたかが知れてるから、バッテリーを買い足す事が一番の解決策になるのは確かかなと。
ただし、無駄なバッテリーの消費を抑える事も大切なんで設定していきましょう。
ここで設定したいのは「モニターの輝度」。
「メニュー」→「レンチマーク」→「モニター輝度」から設定することが出来ます。
推奨輝度は「1」らしいけど、ここは自分は「2」にしています。「1」だと消費電力は最大になるし、「3」だと外での撮影の時は暗すぎるので。スマホとかPCでもそうだけど、モニターの輝度の消費電力って結構バカにならないから、結構気をつけたほうがいいと思います。
あとは、被写体次第で「AFカスタム設定」の「AF駆動速度」を下げたりだとか、手ぶれ補正が必要ない時は切っていたりだとか、設定とは違うけど、移動中はモバイルバッテリーとかで充電したりだとか色々と手はあります。ちょっとメンドくさいけど。笑
でも、やっぱり一番はバッテリーの買い足しかな〜。多少の出費でこの問題は解決することができるから、まぁいいんじゃないかなと勝手に納得してます。笑
今の所設定しているのはこんな感じ。
もし色々と気づいたことがあれば、教えてもらえると嬉しいです。
いくつか問題はあるけど、それ以上に優れた機能がこのカメラには備わってるから、個人的にはかなりオススメできるカメラです。「Lumix GH5」これからコイツと新しい作品に命を吹き込んでいきます。